キャラクターカフェのメニュー開発

今までに何度か、キャラクターをテーマにした飲食店の立ち上げやメニュー開発をさせていただきました。


※これは視察に行ったカフェのプリン。オペレーションが細かくて大変そうでした。

勉強のために、いろんなキャラクターをテーマにしたカフェに足を運びましたが、
メインの顧客は大人。
子供じゃないんだ。と最初、驚きました。

お客様を観察すると、SNSにのせるためでしょうか、写真を撮るために料理を頼んでいたり、
注文するとランダムに貰えるキャラクターのコースターなど、グッズを集めるために、どう考えても飲みきれないほどの注文をしてことにビックリしました。
某キャラクター飲食店は、1日7回転して地下立地の小さな店舗なのに1か月に3千万円も売り上げていました。
この業態は、お料理の楽しみ方、集客が一般的な飲食店とは異なります。

ふと思い出したのですが、たしかキティちゃんのどら焼きとか饅頭系のなにかだったと思うのですが、(ものすごく曖昧(汗)
おやじの街「新橋」で販売したらバカ売れだったそうです。
普通に考えると、可愛いキャラクターのお菓子を売るなら、女子供の居るエリアで販売した方が良さそうですが、購入者の8割以上が男性で、おじさん達が家族やOLさんへの手土産に買ったそうです。

商品を作るときは、誰がなんのために買うかまで具体的に想定して価格や販売方法、販売場所まで想定することがヒットのカギになります。

私にご依頼してくださったお客様は、キティちゃんをテーマにした和カフェを展開なさいました。
場所が古都なのでコアターゲットはアジアからの観光客です。
確かに、キティちゃんジェットを飛ばしちゃうほど、アジアの人はキティちゃんが大好きです。
お客様からのオーダーは、せっかく日本に来てくださるのだから、本物の味を楽しめるメニューにしたい言われ、最高級の吉野葛や宇治の抹茶を使い、日本の焼き物や塗り物を使用したご提案をしました。
オーナーさんをはじめ、キャラクターの商標権を持っている企業様から許可をいただき、オープンしました。
トリップアドバイザーでも人気の店になってます。

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