ぶらり一人旅ツーリング ~再び山形編~
2016年06月03日
泊まっていた宿でチェックアウトしたときに、
ふと目が合ったパンフレットに
柳津虚空蔵尊で秘仏を33年ぶりに御開帳をしていると書いてありました。
行かなきゃ!
福と智慧を授けてくださる仏様を祀っている立派なお寺です。
ご本尊に触ったと同じご利益があるとされる回向柱が立っていました。
古いお寺なので、境内に弁天堂や稲荷堂もあって、
神仏分離以前からあったことが感じられます。
七不思議の松や井戸や、撫で牛や寅の像など
楽しめるポイントがたくさんありました。
島田はご朱印を集めているので、ご朱印待ちの間、散策しました。
もちろん、秘仏も拝見しましたよ。
良い気分転換ができたので、出発です。
ところで、ココどこ?
新緑が気持ちよくて山道をゴキゲンで走っていたら、
散歩のようにのんびりと道路を横切ってるキジを轢きそうになりました。
そして、気付くと迷子。
Googleマップに自分の居所を聞いて、高速道路に出ることができました。
迷うのも楽しかったです。(ガソリンも余裕があったし)。
どうにか山形までたどり着き、宿にチェックインしてから、
お会いする約束をしていた方にご連絡しました。
山形で『カレーと日本酒』というチャレンジャーな組み合わせで
行列ができるほど大人気の飲食店、『番紅花(ばんこうか)』の山川さんに、
ゴールデンウィークで休んでるお店を開けていただきました。
山川さん。こんにちはー。
『理想の日本酒を作りたい。』という山川さんの思いに小山薫堂さんが乗り、
「雪姫」というお酒と「六三四(むさし)」という日本酒をプロデュースしました。
BSフジの番組で何度か放映されました。
小山さんの回想録
「雪姫」は、満寿泉で知られる枡田酒造店さんが作った、きれいでたおやかな女酒。
六三四は、天狗舞で有名な車多酒造さんが作ったお酒で、
きれいな感じだけれど、どっしりした男酒です。
ミラノ万博には、六三四を加賀の伝統工芸の金箔ラベルで、
桐の箱に入れて、加賀友禅の風呂敷に包んで持って行ったそうです。
日本の伝統と美を感じます。
ばんこう花にある希少な六三四を飲ませていただきました。
このラベルも山川さんが考えたのだそうです。
ふわっと香って後味にうまみのある飲み飽きない極上の日本酒です。
おいしかったー!
ごちそうさまでした。
今回のツーリング話は、これにて終了です。
楽しかった♪
山形県山形市東原町1-12-29
番紅花(ばんこうか)