フローズンアワード2013
2014年01月05日
あけましておめでとうございます。
本年も、皆様のおいしい笑顔と食卓にささやかな幸せを作り出せるよう
努力いたします。
さて、昨年末に10万人が選ぶ
「フローズンアワード2013」の審査員をさせていただきました。
当初、10万人で想定してたのですが、
25万人を超える方々からの応募があり、
大盛況なイベントとなりました。
家庭向けの冷凍食品の中でおかず、米飯、麺、スナックの部門で
それぞれ上位3位に入った12品と
アイスクリーム部門ではカップ、バータイプ、マルチパック(箱入り)の
それぞれ上位3位に入ったもの9品を試食しながら審査しました。
家庭向けの冷凍食品で人気の商品は、昔からある定番が主なのですが、
1品で1食として完結するもの、
お弁当などのおかずとして利用されているものに分かれます。
昔の冷凍食品は、油で揚げたり、フライパンで焼いたりしなくてはいけませんでしたが、
揚げ物も麺も、すべて電子レンジで温めるだけの調理法が主流です。
お弁当向けの商品は、冷めても味がしっかりついているのですが、
人気商品の多くは、味やうまみが強すぎず味のバランスが良かったです。
その他には無化調を謳っているもの、国産野菜や産地指定の食材を使っているものなど
健康訴求を感じさせる商品も目につきました。
個人的に冷凍ニンジンは、食感がグニュグニュしていて苦手だったのですが、
某社の商品で食感を保っているニンジンの入った料理をみつけて
技術の高さに感心しました。
アイスクリームは、定番のバニラ、チョコレートが上位にたくさん入ってました。
それ以外で気がついたのは、抹茶やあずき、モチやきなこなど
和テイストの商品が多かったです。
伝統的な和菓子が売れないと悩んでいますが、
日本人は、和の味を忘れているわけではないのだなと思いました。
フローズン・アワード2013の発表は、
コチラから。
大変勉強になりました。
ありがとうございます。