長野ツアー Vol.3
2014年09月16日
佐久で農業と炭焼きをしていらっしゃる浅見さんのところに伺いました。
炭焼き小屋と窯を拝見しながら、いろいろお話を伺いました。
窯の入り口は小さいです。
陶芸の窯とは、趣が違います。面白い♡
冬は雪で野菜が育てられないから炭焼きなのかな?
と勝手に思っていたのですが、
土の養分を補うために炭を焼いていらっしゃるそうです。
炭を焼いたときに出る木酢液は、堆肥の熟成を早め、
匂いを抑えるのにも用いられるそうです。
自然の栄養剤ですね。
また、作物の病害虫予防に効果があるそうで、
自然の農薬としても使えるようです。
農業のための炭焼きだったんだ!
野辺山に移動しました。見渡すかぎり、みどり色です。
レタスを中心に、白菜やキャベツなど、
大規模な生産をなさっている高見澤さんの農場へお邪魔しました。
上の写真は白菜です。こんなふうに育つんですね。
1玉が3キロぐらいあります。
生でかじらせていただきましたが、甘い♡
帰宅してから、サラダでいただきました。おいしかった。
キャベツ畑にもご案内いただきました。
左側が巻く前のキャベツ。右側が生育して巻いてきたキャベツ。
ほうれん草などの菜っ葉のように真っすぐ伸びてから、
巻いてくるなんて知りませんでした。
広い農場なので農作業のための車がたくさんあります。
工作機好きな私が、物欲しげに眺めていたら乗せてくださいました。
我ながら、いい笑顔w
操縦室の中はエアコン、ラジオ完備で快適でした。
ギアにウサギとカメのイラストがついていたのが
分かりやすくて印象的でした。
ヨーロッパで、都市居住者が農場や農村で休暇を過ごすことを
「アグリツーリズム」といいますが、
さだ吉鎹の三浦さんがなさっている農業は、
アグリツーリズムの農園を目指してらっしゃるように感じました。
佐久の浅見さんは、 間伐材を利用して炭を焼き、
土を育てるこだわりの農法。
野辺山の高見澤さんの辺りの農家さんは、
長野県のレタスのシェアの90%以上を占める大規模農家さん。
日本の胃袋を支えています。
それぞれが、農家として野菜を育てていますが、
展開の仕方が、それぞれ異なります。
消費者にとって、選択肢が多いことは大切なので、
どの農家さんも、私達には必要です。
現場を見なければ分からないことがたくさんあって、
まだまだ知らないことだらけだと再認識しました。
ご多忙にもかかわらず、
お邪魔させていただきありがとうございます。
また伺います!