かやのきファームさん訪問。

ご縁をいただいて、南相馬の「かやの木ファーム」さんに行ってきました。

01

農家さんのご自宅に、樹齢600年の立派な「かやのき」のご神木があり、
それが、名前の由来になったそうです。

06

南相馬というと、東日本大震災で深刻な被害があり、
福島第一原発事故の避難区域にも指定された場所です。
かやのきファームさんは、もともと、キュウリの苗を作る農家さんで、
震災のときは、避難を余儀なくされました。

04

その時に出会ったのが、皮が薄くて甘くて柔らかいミニトマトと
イスラエル政府から送られた水耕栽培のキットでした。
イスラエルは水が貴重なため、野菜が育てられる設備が開発されました。
繰り返し使える袋に、ココナッツをくだいたものが入っていて
点滴のようにぽたぽたと少ない水で野菜が育ちます。

02

ビニールハウスの中での水耕栽培なら、空気にも触れず、土を使わずに育てられるので
安心・安全をアピールできます。
もちろん放射能検査もしていますが、問題となる点を
クリアにするための知恵と技術に取り組んでいらっしゃることに感激しました。

資材が安いことと、収穫が終わった後に
土を起こして畝を作らなくても良いというメリットもあるそうです。

香りがよくて、甘いトマトが3月末ぐらいまで
たくさん収穫できるので、一緒に加工品を作る取り組みをします。
地域が元気になるお役に立てることが嬉しいです。
さて。何ができるかお楽しみに!

先頭に戻る