梅雨前の湿度の高い季節になりました。
暑くなってきたので、つい水やお茶ばかり飲みたくなりますが、
外気の湿度に影響を受けて、
からだは水分が溜まりやすくなります。
もちろん、水は、摂らなくてはならない大事なものですが、
東洋医学の考え方では、からだに過剰な水が溜まると、
むくんだり、だるくなったり、胃腸がうまく働かなくなったり、
手足が冷えたり…とあまり良いことがありません。
こんなときは、いちばん手近で簡単なのは、レタス。
からだの熱を冷まし、からだに溜まった湿気を排出して、
弱った消化器官を元気にする働きがあります。
ちなみにレタスは出産後のお母さんの
母乳の出を良くする働きもあるとされてます。
最近の研究では、レタスを切った時に出る白い汁には、
リラックスして眠くなる成分が
含まれることがわかりました。
ただし、レタスはからだを冷やす働きもあるので、
からだを温める生姜をすりおろしてドレッシングに加えたり、
気のめぐりをよくするシソや梅干しを加えると、
水分代謝を高めます。