東南アジア旅行 ~カンボジア編~

アンコールワットを見てみたいと思い、
カンボジアに行きました。
1月末は雨季が終わり、暑すぎない季節です。

千年以上経っても、人の心に響く圧倒的な美しさの前で、
言葉を失いました。

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 どこからか聞こえてくる鳥の声と風の音に耳を傾け、
ただ建物と空を眺めていました。

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ところで、カンボジアというと私の子どもの頃は
クメール・ルージュが力を持っていて、
『カンボジア=地雷』のイメージで、
危ない国という印象がありました。

今回の旅で、カンボジアを訪れる観光客は、
欧米や香港、中国などからのファミリー連れが非常に多く、
安全な国になったんだな…と感慨深く眺めていました。

どの遺跡も、時間が経って摩耗した石を修復しているので
石畳に起伏があったり、工事現場の仮囲いのようになっている場所や
石段や階段が非常に多いです。
足腰が丈夫な間に行くことをオススメします。

カンボジアはフランス領だった時代があるので、
パンやフランス料理なども、おいしいです。
『アンコール』という地元のビールも安くておいしいのですが、
どうやら酒税が安いらしく、状態の良いフランスワインが
レストランでも、とても安く飲めました。
 
カンボジア料理は、地元では「クメール料理」と呼ばれています。
中華とベトナム料理の影響を受けているそうで、
甘めの味付けです。

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これは、炒め麺。
想像と違う感じでしたが、おいしかったー♡
唐辛子とネギで作ったお花が女心を鷲掴みです。

旧市街地をプラプラしてたら、クメールバーベキューのお店がありました。
興味津々で頼んでみたところ、ジンギスカンのようなしゃぶしゃぶのような鍋が出てきました。

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鶏や牛肉、カジキやエビなどは焼いて、野菜をスープで煮て、
腐乳ベース、柑橘ベース、ハーブベースのタレに付けていただきます。
1人前$9.25でした。(2016年1月)
追加で蛇やカエル、ワニなどのお肉もあるようでした。

1月末のこの季節、昼間は陽射しが強くてプールでも泳げるのですが、
朝方、とても冷え込むので鍋を食べて、ホッとしました。

宿泊したホテルは、こじんまりしていて
くつろげるホテルでした。
部屋でWi-Fiが繋がるのですが、宿泊した夜に
顧客満足度を尋ねるアンケートがメールされてきたり、
毎晩、翌日以降の天気予報とカンボジアの昔話が書かれた紙が
テーブルに置かれていたりして、ホスピタリティを感じました。

また、カンボジアはシルクが伝統工芸品として昔から盛んなのですが、
地雷を除去した土地をオーガニックコットンの畑にして、
経済的に自立できるプログラムが進んでいます。
町中では、布製品が、とてもたくさん売られていました。

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チェックアウトの日に、食事から戻ると、
ホテルからのプレゼントでコットンのマフラーが
部屋のに置いてありました。
心配りが細やかで、嬉しかったです。

カンボジアは、大好きな土地になりました。

店名 Cambodian BBQ Restaurant
住所 Pub St Alley, Siem Reap

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