桃の節句

3月3日は、桃の節句。
ひな祭りですね。

古い暦では奇数が重なる月日は、特別な力があると考えられ、
人形を川や海に流して災いをもたらす邪気を祓う習慣がありました。
桃の木は、中国でも仙人が食べていたといわれる神聖な木で
ちょうど、3月頃に開花することから桃の節句と呼ばれています。

一般的に、今日はちらし寿司とハマグリのうしお汁を
いただく習慣があります。

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これは、ちらし寿司に載せるエビは、腰が曲がるぐらい長生きできること
レンコンは、見通しがきくこと、
ハマグリは貝殻が対の貝殻としか合わないことから良縁の象徴として、
いただくようになりました。

また、桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから
桃の花をお酒に入れて飲む風習もあったそうです。
米麹を発酵させて作るノンアルコールの甘酒にお花を浮かべれば、
子どもでも大丈夫。
今夜は、桃の香りに包まれて女の子の健やかな幸せを願いましょう。

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