茨城のこだわり農家さんを巡ってきました。
茨城の農家さんをご紹介くださった「よろぎ野.菜」さんが言うには、
隣同士で同じ作物を作っていても、同じ味にならないそうです。
ワインでたとえるなら、ロマネ・コンティの畑の隣のワインが、
ロマネ・コンティにはなれないのと同じで、
作る人によって、同じ野菜だと思えないほど味が違います。
個人的に私は野菜の中でレンコンが大好きなので、
好きな野菜だと評価が甘くなるのではと、心配してましたが、
まず伺ったレンコン農家の武井さんのところで、その言葉を思い知らされました。
武井さんは直売もなさっているので、試食のレンコンをいただきました。
武井さんの作ったレンコンは、水に晒さなくてもアクが気になりません。
皮も柔らかいので、皮も剥かず切るだけでOK。
関西圏のレンコンはねっとりしてますが、
関東圏で好まれるレンコンはサクサクしてます。
こちらのレンコンは、生で食べると梨のようなサクサク感と甘さがあります。
甘いレンコン?!
こんなの食べたことありません。
水に晒すと、うまみが抜けてしまうそうです。
8月半ばから9月半ばぐらいの間は
レンコンが柔らかいので、生のままお刺身のように食べられるそうです。
生で食べておいしいのは、一番小さい若い節の部分だそうです。
産地ならではの珍しい「生の蓮の実」もいただきました。
蓮の実は、薬膳で乾燥したものを使用します。
滋養強壮や心を落ち着ける働きがあるとされています。
水戻しして、普段はスープなどに入れて食べているのですが、
生は初めて!
緑色の皮を剥いた白い部分が食べられます。
花が終わった後の緑色の平らのところに、丸いプツプツの黒い点が蓮の実です。
新鮮だからでしょうかホクホクしてて、甘みがあり滋味でした♡
武井さんにレンコンのミニ知識をたくさん教えていただいたので、
次回に続きます。
問い合わせ先
武井のれんこん