岩手県一関市にある児童養護施設「藤の園」。
震災以来、ご縁ができて支援しています。
昨年に引き続き、横浜のドイツ料理屋さんのブーシェルさんのお声がけで
皆様からのご支援をいただき、バーベキューをしに行って来ました。
肉とソーセージはブーシェルさんが、
ヨコレイの戸波さんは新鮮な魚介類を、
カネシゲ高嶋商店さんからは、脂ののったホッケを、
クレアティオの児島さんからは、おいしいスジコを、
みんなの農業さん経由で長野の高見澤ファーム様より、
新鮮なレタスや野菜類、お米、
チクマ農園の小林さんからは、リンゴ、ぶどう、プルーンなどの果物を
ぱくぱく農園の浅見さんからは、立派なジャガイモを送っていただきました。
今回ご一緒した本橋さんが、日清シスコ様と伊藤園様、日本緑茶センター様より
ご協賛をいただき、お菓子やジュース、クレージーソルトなどを送っていただきました。
本当にありがとうございます。
ココナツサブレ。子どもたちが喜んでました。
今回のバーベキューは子供45人 職員22人の合計67人でした。
いろいろ焼きました。
高校生の子たちは部活などで居なかったのですが、
肉や魚の他にも、ご飯を4升炊いて
おむすびにしたのですが、あっという間になくなってビックリ。
焼くだけでなく、クレージーソルトがあったので、
スペイン風のアヒージョ(ニンニクオイル煮)にしました。
ジャガイモは、じゃがバターとひと口ポテトサラダにしました。
「おにぎり5個食べたよ!」と声をかけてくれた子がいたり、
お肉や魚介も喜んでくれたのですが、
印象的だったのが、ブドウ。
調理室からブドウを入れた皿を持って
バーベキュー会場に行ったら、歓声があがりました。
普段、種なしのデラウェアしか食べていないので、
ものすごく嬉しかったようです。
最後に、感謝の気持ちを込めて子どもたちで歌を歌ってくれたのですが、
小さい子がマスカットを3粒、手に握りしめて、
ときどき、コロコロ落としながらも大事そうに離さなかったのが、
忘れられません。
バーベキュー中も、焼くのを手伝ってくれたり、
意外と人気のなかったイカ(丸ごと焼いたのがアレだったんだと思う)の皿を持って
「だれか食べない?」と各テーブルを営業(?)してくれた子も居ました。
お手伝い中。本当に可愛い♡
私の拙い表現では言葉に出来ないいろんな想いを、この施設に行くといだきます。
ここで暮らす子どもたちの6割は、家庭で暴力にあったり、育児放棄。
あとの3割は、親の精神障害や病気、残りの1割は孤児だそうです。
この他に、親の入院などで一時的に預けられている子たちも居ます。
東北の他の施設もですが、そんな子どもたちが減ることはなく、
いつも定員がいっぱいだそうです。
私がしていることが、根本的な解決にならないことはわかっていますが、
人はお腹がすいていると、ロクなことを考えないので、
せめて、お腹いっぱいバランスの良いごはんを食べられるように
手助けできたらなと考えてます。
この活動を広げて「ハッピーごはんプロジェクト」として、
毎月、お米や野菜を送れるようにしていきたいと考えています。
今後も皆様のご支援とご協力を賜れますよう、お願いいたします。