日焼けしたときは、輪切りにしたキュウリでパックして
炎症を抑えたり、
乾燥しすぎた唇には、ハチミツを塗ったり
昔からキッチンにあるものは、手軽で安全なコスメとして
親しまれてきました。
出張先で銭湯に入ったときに、
地元の方々が、お風呂に塩やヨーグルトを持ち込んで
からだ中に塗っているのをみたときには、
びっくりしつつ、
「注文の多い料理店」の話が思い浮かんだりしました。
最近、私のお気に入りは、馬油洗顔です。
馬肉屋さんから分けていただいた
この馬油は、馬のタテガミをグツグツ煮て
上澄みだけを集めたものなので、まるっきりの無添加。
冷蔵庫に入れていないと、すぐに液体になってしまいます。
指を入れると体温で、すぐに溶け出します。
ティースプーンに1杯弱の馬油を顔に塗り、
ぬるま湯で洗顔してから、タオルで拭いて、
化粧水や乳液などをつけます。
冬の間、乾燥がひどかったのですが、
馬油洗顔をするようになってから
すっかり小じわが、気にならなくなりました。
オリーブオイルでも良いのかもしれませんが、
私は馬油の方が、肌になじむ感じがします。
このほかにも、卵白で顔や髪を洗ったり、
重曹とクエン酸でシュワシュワの小顔パックをしたり、
キッチンコスメは、いろんな楽しみ方があります。
高価な化粧品も良いけれど、まずは、身近なところで
試してみては、いかがでしょう。