初夏になると、バジルの露地物が出回ります。
トマトとモッツァレラチーズと合わせてサラダにしたり、
ちぎってナスとトマトの炒めものに合わせるのも好きなのですが、
なんといっても、ジェノベーゼ。
イタリア料理屋さんで修業をしていたときに覚えたメニューです。
リグーリア州にあるジェノバ発祥のソースだと習いました。
私のキッチンスタジオのベランダで、育てているバジルが、
大きくなったので、収穫して、今年はもう2回も
ジェノベーゼを作りました。
バジル、オリーブオイル、にんにく、松の実、パルミジャーノチーズを
フードプロセッサーで回すだけ。
私は、隠し味にアンチョビペーストを加えます。
冷凍すると長持ちします。
パスタはもちろん、ピザ生地やトーストに塗って焼いてもいいし、
マヨネーズやクリームチーズと混ぜてディップにするのもオススメ。
ポトフに添えて溶かしながら食べるのもおいしいです。
バジルの香りは、心をリラックスさせてくれて、
消化促進に効果があると言われています。
蒸し暑くて、食欲が落ちてくる、今の季節にぴったりですね。