日本の三大弁財天のひとつである奈良県天川村にある天河大弁財天社。
縁あって、こちらの神様にお供えするお米の苗を植えるご神事に参加させていただきました。
友人でデザイナーのヘンミンがデザインした
ピンク色でキュートな早乙女衣装に着替え、
お祓いしていただいた後、山伏を先頭に田んぼに移動します。
田んぼでもお祓いをして、田植え開始です。
天河神社は芸能の神様でもあるので、獅子舞と龍の舞を奉納した
神戸の高校生たちが、田んぼの周りでにぎやかに応援してくださいました。
田んぼの泥は、浅そうに見えて膝ぐらいまで沈みます。
なめらかで、ぬるっとした感触。
太陽に照らされて、温かかったです。
苗を手に、泥に手を入れると
足が生えかけたオタマジャクシが、慌てて逃げてゆきます。
植えたばかりの苗に、飛んできた名も知らぬ虫が止まってました。
日頃の忙しさを忘れて、穏やかな気持ちになります。
この苗は、もち米だそうです。
田んぼの中にある苗の束を拾って５～６本づつ植えていくのですが、
なかなか、まっすぐ植えられず、難しかったです。
種をまいたものが芽を出し、時間を経て大きくなり、実りの季節を迎える。
仕事や人との関係にも、同じことが言えることかもしれません。
皆様の人生にも、大きな実りがありますように！