ホワイトマッシュルームの農園に行ってきました!
農園の入り口で、手と靴を殺菌して、
分厚い扉を開けると、マッシュルーム畑が広がってました。
雪だるまとか、鏡餅を思わせるような白いコロコロがたくさん!
わぁ。マッシュルームって、こうやって生えてるんだ。
一流レストランのシェフにいろんなところのマッシュルームを食べ比べてもらうと、
ここのがいちばんおいしいって、選ばれる品だそうです。
島田も味見させていただきましたが、
噛んだ時にひろがる香りと、後味のうまみがすごいです。
何が違うの?養分??
すごーく基本的なことを生産者の黒田さんに伺いました。
ホワイトマッシュルーム農家の黒田さん。忘れられないお名前ですw
「大根とかキャベツみたいな野菜だと、
水と肥料とか日照で、おいしくなるイメージですけど、
マッシュルームって、なにで育つんですか?」
『水と空気です。
あとは、温度と湿度を管理して、成長に合わせて酸素濃度を変えてます。
でも、菌糸もおかくずも、近隣のマッシュルーム農家グループと同じものを使ってますし、
しいて言うなら愛情?』
って、笑っていらっしゃいました。
菌糸て、コレです。しろいフワフワした霜柱みたいなやつ。
でも、おがくずがないとぽこんと生えてこないそうです。
ちなみに、傘より、栄養を吸収する軸の方が味が濃いそうです。
知らなかった~。
島田の基本的な質問が続きます。
「マッシュルームってどうやって収穫するんですか?
手でプチっと取るの?」
『このハサミで根元を切るんですよ。
左手でハサミを持って、なるべく触らないようにしながら右手で収穫。
昔は、こっちのナイフで切ってたけど、今はハサミを使ってます。
ちなみに、このハサミは、ヨーロッパからの輸入品なんですよ。』
そっか。もともと、日本のモノじゃないものね。
これはB級品のホワイトマッシュルーム。
A級品は、傷がないことはもちろん、大きさが厳重に決められているので
ちょっと小さいだけでもB級になっちゃうんだそうです。
そして、こちらは、大きすぎたり小さすぎたりした
廃棄するマッシュルーム。
おがくずを取ったり、選別する人件費の方が大変なので、
毎日トラック一杯ぐらい捨てているそうです。
もったいない!!
島田は、ビニール袋にいっぱい貰ってきました。
おがくず払って、ミンチにしたら、
ベジタリアンミートが作れそうです。
掃除して、スープもおいしそう。
連れて行ってくださった八百屋さんと、
これを加工してなにかにできないか今後の課題です。
ちなみに、黒田さんちのマッシュルームは、稲敷市のふるさと納税の特典にもなっているようです。
訪ねた場所:茨城県稲敷市
農事組合法人 伊佐部マッシュルーム組合