最近、「久松農園の久松さんの作る野菜は、ヘンタイ的にすごい。」という噂を何度も耳にしました。
ずーっと気になっていた久松さんは、何冊も本を出版なさっていて、
講演の予定が目白押しのカリスマ農家さんです。
知り合うチャンスがあり、農園に伺わせていただくことになりました。
まずはお会いする前に本を読んで予習しました。
突然ですが、ステーキなどの肉の断面ってエロいと思いませんか?
本能に訴えかけるなまめかしさです。
久松さんのところは、野菜にもそんななまめかしさを求めて
「エロおいしい」を目指しているそうです。
小規模なことを活かし、珍しい野菜を多品目を栽培なさっています。
いろんな野菜があるのですが、まず見せていただいたのは、「みさきキャベツ」。
収穫期が非常に短いタケノコのようにとがった形のキャベツです。
このキャベツの特徴は、とにかく葉が厚くて柔らかく生食向きです。
さっそく、畑でまるごとかじらせていただきました。
柔らかくて甘くて、久松さんのところは無農薬栽培。
なので、ものすごく虫がつきます。
お世話が大変そうなので大規模では絶対育てない品種だろうな。
ニンジンも見せていただきました。
本来、原種のにんじんって、こんな風に細長い形だそうです。
左側ぐらいの大きさでも柔らかくておいしいのですが、
大きくなる方が味に深みが出てきます。
右側は、先ほどのミニにんじんが1週間ぐらい経ったサイズ。
でもまだ小さいそうです。味が濃くなってました。
初めて見た野菜その2は、レッドレタスの「ブラックローズ」。
ツヤツヤで大きなレタスです。
料理のアクセントになりそうなビビットな色です。
まだ、久松さんの農園探索は続きます。