コンサルティングをさせていただいているお客様の同行で、
ヴィーガンやグルテンフリー、ローフード、スーパーフードなどの市場調査でニューヨークに行ってきました。
島田は、実に２０年ぶりのニューヨーク来訪です。
トランジット先で悪天候に見舞われ、なかなか飛行機が飛ばず
振り替えてもらってようやくニューヨーク到着が現地時間の深夜１：００すぎ。
波乱含みで始まった旅でした。
仮眠をしていろいろリセットして、目覚めたホテルは、
アンティークで素敵でした。
ホテルは、歴史的な建物を修復して使っているそうで、
レストランも含め、非日常を味わえるエレガントな空間でした。
ホテルの朝ごはんは、アボカドトーストや、キヌアを使ったポーチドエッグなど、
６人でいろいろなものを注文しました。
ペストリーの盛り合わせには、自家製のジャムが添えられていました。
日本では見たことがない食材の使い方と味の組み立てがあり、感心しました。
盛り付けやボリュームなど、すべてが目新しかったです。
オーガニックに力を入れているスーパーマーケットにも行ってみました。
日本のスーパーマーケットも、最近、カット野菜に力を入れていますが、
品揃えとディスプレイに圧倒されました。
私の得意分野の業務用のそうざいでは、サラダバーの種類と量の多さが、とにかくすごい！
頭の中を原価率とかロスが出ないかとか、ぐるぐるしましたｗ
地元の方々が並んでいるお店があったので、気になって寄ってみました。
これ。なんだと思います？
どう見てもアイスクリームですが、実はクッキー生地です。
クッキードゥのスイーツでした。
１口食べて、冷たくないことに、まず、驚きました。
そして甘い！！
グリーンはチョコミント。
茶色い方はヴィーガン対応しているチョコレート味でした。
上の写真は、スーパーや飲食店で気になったものをテイクアウトして、
公園で食べたときの写真です。
同行なさったお客様が若い方ばかりだったこともあり、
１日に５軒～８軒を見て。食べて。を繰り返し、
お腹をすかせるために、歩いていたら１日平均３万歩でした。
あんなに食べたのに、帰国したら３キロ痩せてました。
日本でこんな感じのサラダは、健康意識の高い方や
ファッション的に食べている方が多いですが、
ニューヨークの公園や街中では、一般的なオフィスワーカーや学生、
工事現場で働くブルーカラーの方々がランチとして食べている様子を見かけました。
私が20年前に来たときのニューヨークでは、
ハンバーガーとかピザなどジャンクな感じのものを食べている人をよく見かけたように思います。
当時のスーパーマーケットの冷凍コーナーは、レンジディナーが多かったけれど、
今は、グルテンフリーのコーナーが大きめに扱われていたり、
全体的にヘルシー志向になっているように感じました。
そういえば、この国では、デブだと自己管理すらできない人間とみなされ、
管理能力の低さを問われて出世できません。
そんな片鱗を垣間見たように思いました。
お客様とスイーツもいろいろ食べたのですが、
街中で流行っていたベーカリーで買ってきたカップケーキの隠し味に、
塩が入っていて、日本の塩大福的な味のバランスを感じました。
今は、ネット社会で、情報はなんでも手に入るような気になりますが、
自分の目で見て、食べてみないと分からないことがたくさんあることを実感しました。
ご一緒したお客様も喜んでくださいましたが、
私も、とても勉強になりました。