児童養護施設に行ってきました。
2018年09月04日
東日本大震災以来、ご縁ができた岩手県一関市の児童養護施設「藤の園(ふじのその)」では家庭の事情で保護者と一緒に暮らせない子供たちが暮らしています。
かわいそうだから。という想いでなく、行くたびに子供たちに教えられることがたくさんあり、会うのが楽しみです。
食の関係の仲間と子供たちのためにバーベキューを作りに毎年、行ってます。
子供たちも慣れてきて、
「いつも、おいしいものが食べられるBBQだから」と、
こんな紙を作って待っていてくれました。
グルメレストラン「フジ」。
わ。がんばらないとー!
バーべーキューの企画者でもあるドイツ料理屋「ブーシェル」さんは、肉の担当。
今回は、たまたま仕事でいただいて私の手元にあった放牧豚のかたまりをお渡しして、
事前に加熱調理してお持ちいただきました。
かたまり肉のビジュアルに、子供も大人もテンション上がりっぱなし!
ソーセージもブーシェルさんの手作りです。
魚介類は、物流のプロであるヨコレイさんと高級干物メーカーのカネシゲ髙嶋商店さん。
カネシゲ髙嶋商店さんの高級干物類。このサバは、金華サバですって。
ヨコレイさんのうなぎ。炭火で炙ってたれをかけて出します。
このBBQで初めてうなぎを食べたという子が多数います。
あえて、小さなカップに入れて、小さな子も食べきれるサイズで出してます。
炒り卵と海苔を敷いてます。
今年は可愛い女の子が焼くお手伝いをしてくれました。
カニ汁は、ヨコレイさん協賛の生のカニで出汁を取って作ります。生姜と長ネギのみのシンプルな汁物。
蟹を割るのは大変なので、カニ汁を出したいと言い出したヨコレイのT波さんの担当に。
自主的にお手伝いをしてくれる子がいっぱい居ました。
将来、調理師になりたい高校生の女の子と、調理場で一緒に下ごしらえしながら、
調理師の仕事って、レストランやホテルだけじゃないんだよっていうお話をしました。
(島田も調理師免許持ってます。)
島田の担当は、肉魚以外。白いご飯に合うように
子供に野菜をいっぱい食べて欲しいので、「カレー味の野菜炒め」と
「鶏とレンコンのアヒージョ」を作りました。
鶏肉もヨコレイさんの協賛です。
そういえば、茨城の吉田さんからレンコンが、こんな粋な感じで送られてきたので、
葉っぱとお花を飾ってもらいました。
日本経営振興支援機構の代表者でBig Smile Projectという
環境に恵まれな子への支援をしている綾子さんは、飲み物や紙皿など
細やかな部分の手配をしてくださいました。
バーテンダー協会にも所属している仲間のM木さんは、
子供たちにノンアルコールカクテルを作るのが最近の定番です。
また、一ノ関のバー「アビエント」の松本さんは、ポップコーンを作ってくださいました。
また、地元のお知り合いに声をかけて、ワンコを連れて遊びに来てもらいました。
ワンコ達は、おとなしくていい子ばかり。穏やかに撫でられてました。
子供たちがワンコのために紙コップに水を汲んで、飲ませてあげる光景が微笑ましかったです。
北海道のFarm FUJIMURAの藤村さん。
毎年、お米を協賛してくださってありがとうございます。
2.5升の釜が空になりました。
会沢巨峰ぶどう園さんから、たくさんオマケしていただいて送ってもらったぶどうは、
毎年、子供たちのアイドルw
ぶどうを出すと、「キャー」って歓声をあげて大喜びしてくれます。
チクマ農園さんのりんごは、今年は「つがる」。
今年は暑いから赤くなる前に果肉が熟して・・・とおっしゃってましたが、
十分赤いし、おいしかったです。
子供たちは最後まで、りんごをもぐもぐ食べてました。
千葉の渡辺与四郎商店さんからも、ずいぶんオマケしていただき、
千葉のおいしいお米が届きました。こちらは後日食べてもらいますね。
輸入のお仕事をしている友人からはリュックの寄付。
丈夫そうでかっこいいので、大人が羨ましがってましたw
キャンプなどで活躍しそうです。
ご協力いただいた皆様。
本当にありがとうございます。
