茨城農家めぐりツアー Vol.1
2014年08月27日
茨城のこだわり農家さんを巡ってきました。
茨城の農家さんをご紹介くださった「よろぎ野.菜」さんが言うには、
隣同士で同じ作物を作っていても、同じ味にならないそうです。
ワインでたとえるなら、ロマネ・コンティの畑の隣のワインが、
ロマネ・コンティにはなれないのと同じで、
作る人によって、同じ野菜だと思えないほど味が違います。
個人的に私は野菜の中でレンコンが大好きなので、
好きな野菜だと評価が甘くなるのではと、心配してましたが、
まず伺ったレンコン農家の武井さんのところで、その言葉を思い知らされました。
武井さんは直売もなさっているので、試食のレンコンをいただきました。
武井さんの作ったレンコンは、水に晒さなくてもアクが気になりません。
皮も柔らかいので、皮も剥かず切るだけでOK。
関西圏のレンコンはねっとりしてますが、
関東圏で好まれるレンコンはサクサクしてます。
こちらのレンコンは、生で食べると梨のようなサクサク感と甘さがあります。
甘いレンコン?!
こんなの食べたことありません。
水に晒すと、うまみが抜けてしまうそうです。
8月半ばから9月半ばぐらいの間は
レンコンが柔らかいので、生のままお刺身のように食べられるそうです。
生で食べておいしいのは、一番小さい若い節の部分だそうです。
産地ならではの珍しい「生の蓮の実」もいただきました。
蓮の実は、薬膳で乾燥したものを使用します。
滋養強壮や心を落ち着ける働きがあるとされています。
水戻しして、普段はスープなどに入れて食べているのですが、
生は初めて!
緑色の皮を剥いた白い部分が食べられます。
花が終わった後の緑色の平らのところに、丸いプツプツの黒い点が蓮の実です。
新鮮だからでしょうかホクホクしてて、甘みがあり滋味でした♡
武井さんにレンコンのミニ知識をたくさん教えていただいたので、
次回に続きます。
問い合わせ先
武井のれんこん