ファベックスを始めとして、食品展示会は数々ありますが、
先日伺った「食のショールーム パルズ」さんの展示会は、
とても興味深かったです。
パルズさんは、山崎さんという明るい素敵な女性が主催しているショールームです。
国内の小さな生産者さんの作る良いものをセレクトして
ショールームに展示して、首都圏のマーケットに送り出す
いわば、６次化産業で作られた商品のセレクトショップ。
パルズさんの展示会に集まった商品は、
山崎さんのフィルターにかかっているので、
ただ、収穫物を適当に作って瓶に詰めて売るだけじゃありません。
例えば、コレ。
もともと右側のポン酢だったのを、左側に変更したそうです。
いくら中身がおいしくても、パッケージのセンスが悪いと手に取ってもらえません。
パッケージが変わっただけで、センスが良くて100円ぐらい値上げできそう。
古い方はセール中でした。
次はコレ。
伊豆大島の大島バター。
山崎さんがいい笑顔で、
「このまま食べておいしいんです！」
って、オススメしてました。
・・・食べたかった。
調べたところ、大正時代まで、伊豆大島では酪農が盛んで
ホルスタインがたくさん居たそうですが、
市場競争により、いったん姿を消してしまったそうです。
2008年に復活をめざす有志が集まり、ようやく商品化されたようです。
このポン酢の贈答セット、本当に素敵ですね。
瓶のフタが色別になっていて
山口県産のみかんやトマト、夏みかんを使って
それぞれ風合いの違うセットです。
岐阜のマルコ醸造さんの「たまり風 長熟弐年醤油」。
ラベルに一目惚れです。
長期熟成の醤油は、まず市場に出回っていません。
貴重ですね。
今後も知られていない日本の素敵な食材をたくさん
教えていただくのが楽しみです。
お問い合わせ先：
食のショールーム・パルズ
〒106-0032 東京都港区六本木 6-8-17 クリエートJビル3F