第5回 イタリア料理専門展
2015年12月01日
私は、イタリア料理店で修行をしていた経験があります。
イタリア料理専門展にご招待いただいたので
今年も伺ってきました。
有名シェフたちのデモンストレーションやセミナーなどもあり、
食材、ワインなどの飲料、書籍、調理器具などさまざまな会社が出展なさってました。
私が気になったものをいくつかご紹介します。
まずは、イタリア野菜。
ずいぶん、珍しい野菜が新鮮な状態で手に入るようになりました。
昔は空輸してきたものですが、今は作ってくれる農家さんができたんですね。
トマトは、カラフルな色と形があって華やかです。
料理のアクセントになります。
イタリアで好まれる食用ほおずきも、手に入りやすくなりました。
左奥に写ってるバラの花も食用に育てられたものです。
お菓子や前菜などで使用すると良さそう。
イタリア食材ではないのですが、和歌山の「じゃばら」という柑橘を使ったジンジャーエール。
甘さは控えめで生姜のほのかな辛さと「じゃばら」の酸味ですっきりと仕上がってます。
お酒の割物にすると付加価値のつくドリンクになりそうです。
そして今回、私のイチオシ。
能登の珪藻土を使ったピザ窯です。
500℃ぐらいまで温度が上がるので短時間でカリッと仕上がりそうです。
断熱効果が高いので、ダクトを付けなくても大丈夫だそうです。
小さいのでピザ専門店では間に合わないかもしれませんが、
バーカウンターの端にあると焼きたてピザを出す特徴のあるお店になりそうです。
イタリアの食材だけでなく、日本の地域の良い物を
イタリア料理として提供する様々な工夫が見れて、
嬉しくなる展示会でした。
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