大分の食材を発見!
2018年01月30日
飲食関係者対象の大分の食材展示会へお邪魔しました。
大分といえば、まず浮かぶのが「かぼす」ですよね。
露地物はサンマのシーズンとほぼ同じの8月から10月。
ハウスが3月から7月ですが、その他のシーズンはきれいな予冷品があります。
これは予冷品ですが、ジューシーできれいな皮目の商品です。
大葉やベビーリーフにも力を入れているそうで、
ほぼ通年で流通できるのは、飲食店としてはありがたいですね。
今回、私がいちばん気になったのが、牡蠣です。
国東市、大分県漁業協同組合とヤンマー株式会社が3年前から共同開発して
商品化された牡蠣で、特殊なカゴで育てるため、コロンとしたお椀のような形の殻です。
小ぶりでもおいしいのですが、3年目に入って大きな牡蠣が出来てきました。
飲食店で牡蠣を提供するとき、一番気になるのは食中毒。
干潟で育てますが、種苗生産や最終出荷前には精密ろ過海水で浄化し、
菌検査にかけた上で出荷するので、安全性を重視するホテルなどでも
採用されているそうです。
外周が1年目、2列目が2年目、奥の大きなものが3年育てた牡蠣。
大分と言えば、から揚げが有名です。
鶏肉文化なので「大分冠地どり」という地鶏や
「豊の軍鶏」など、肉質が柔らかくておいしい鶏肉がありました。
中でも気になったのは「鶏の生ハム」。
飲食店ではリスクがあって鶏肉の刺身は、出しづらいメニューですが、
生っぽい食感でありながら加工されているので、
「鶏肉のカルパッチョ」などとして提供すれば、
生肉好きな日本人にはウケそうです。
そして、島田が気になったのは姫島の「幻の2日ひじき」。
通常は春に採取するひじきですが、12月の2日間だけ、
姫路まで採取し、手作業の大窯で炊き、天日干しするそうです。
しゃきしゃきの芽ヒジキは、柔らかくてサラダで食べたい食感でした。
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大分県
